第13回企画展
「まちなか電車のニューフェイス ― 海外と日本、街にとけこむ鉄軌道最前線 ―」

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「トラム」「路面電車(ストリートカー)」と呼ばれる併用軌道を走る電車は、都市交通の象徴として親しまれてきましたが、モータリゼーションの進行とともに街から姿を消していきました。しかし、モータリゼーションが生んだ社会問題が深刻化し、欧米では1980 年代後半から次世代型都市交通として、自動車や歩行者と共存しつつ走る新しい路面電車が再評価されるようになりました。「LRT(ライト・レール・トランジット)」と呼ばれる新しい交通システムをもつ路面電車です。

LRT 導入やそれに準じた既存路線の改良で、いま国内外の都市の風景が変わりつつあります。

欧米では、美しい景観を活かしつつ、個性豊かで斬新なデザインを持つ超低床車両が走る風景が観光資源ともなり、かつ、バリアフリーの交通として活躍し、社会・環境問題の解決にも一役買っています。東北地方ではすっかり見られなくなった路面電車ですが、日本でも、近年、コンパクトシティ構想など都市計画の再検討がせまられる中で、郊外から都市へ上手に人を運び入れる交通手段として鉄道の役割が見直され、各地で新たな注目を集めています。富山市が大胆な交通政策でLRT を導入し注目されたのをはじめ、各地の路線でLRV( ライト・レール・ヴィークル)車両を導入したり、軌道の緑地化や停留所のスタイルを一新して、街づくりに活かそうという動きがあります。さらに、次々開発される次世代型の車両たち。

新しい鉄道を上手に活かした街づくりとは…?風景も鉄道もいきいきしている街を紹介します。

主な展示資料

●海外のまちなか電車

  • ヨーロッパの路面電車のニューフェイス
  • アメリカ・サンフランシスコの都市交通
  • ドイツの各都市を走るLRV車両をHOゲージで静態展示
  • DVDでみるヨーロッパのLRV

●日本のまちなか電車

  • 富山市が実現したLRT
  • 鹿児島市電や熊本市電など、軌道や電停もニュースタイルに
  • 日本の路面電車いろいろ

●ちびっこ集まれ!Nゲージ模型で楽しむ日本のまちなか電車

模型

実施期間

2011年9月13日(火)~2011年12月17日(土)

開館時間

午前10:00~午後4:00

休館日

毎週 日曜日、月曜日、祝日。

臨時開館

10月23日(日)(くにみ街道復興まつり)
10月30日(日)(大学祭 10月29日〜30日)

臨時休館

9月24日(土)(大学創立記念日の代休。創立記念日は25日)
10月25日(火)、11月22日(火)(臨時開館振替)
11月24日(木)〜26日(土)(大学推薦入試日)

入場料

無料

主催

東北福祉大学・鉄道交流ステーション

後援

みちのく鉄道応援団

関連企画

【講演会】「都市交通における路面電車の役割」

講師:和久田 康雄 氏(鉄道史研究家・鉄道史学会会員)
 日時:10 月1 日 午後2:30 開演(30 分前開場)
 入場料:無料
 会場:東北福祉大学ステーションキャンパス 研修室