第5回企画展
「みやぎの私鉄の歴史」

2007年3月、「くりでん」と呼ばれ親しまれたくりはら田園鉄道の廃止によって、宮城県の私鉄の歴史は終わりを告げました。

かつて10を越える路線が県内を走り、小さな軌道は、人々の生活に欠かせないものでした。この企画展では、仙北鉄道、仙台鉄道、宮城電鉄、秋保電鉄、栗原電鉄等の資料や写真を中心に、明治から平成までの県内を走った軌道・鉄道のあらましを紹介しました。

主な展示資料

秋保電気鉄道

特産の秋保石採掘、薪炭木材の運搬、秋保温泉への湯治客の輸送に利用され、大正から昭和20年代にかけては、通勤通学の足として「マッチ箱電車」と呼ばれ活躍しました。戦時中は疎開児もたくさん乗せました。

秋保電鉄長町駅(撮影:国分和夫)

仙北鉄道

栗原地区および登米地区の近郊都邑を、東北本線と連結して米などの農産物や旅客の輸送のために、なくてはならない鉄道でした。蒸気、気動車(ガソリンカー)を経て戦後はディーゼル動力化され、最期まで非電化でした。

仙北鉄道石森駅の駅標とタブレット閉塞器(個人蔵)

栗原電鉄

細倉鉱山の鉱石と沿線の農産物輸送を担った軽便鉄道。昭和30年1067mmに改軌され栗原電鉄に。沿線住民の足として地域密着型の私鉄でした。平成7年第3セクターくりはら田園鉄道として再出発、「生きる鉄道博物館」として鉄道ファンからも大人気でした。

栗原電鉄細倉駅(撮影:柏木璋一)

仙台鉄道

通町から中新田まで、かつての奥州街道沿いの宿場町と大崎平野西部の諸集落を結んだ軌道。人々に親しまれた長い軽便は、2度にわたる台風の大きな被害により突然の廃止となりました。

仙台鉄道通町駅(撮影:亀谷英輝)

実施期間

2008年8月1日(金)~2008年11月8日(土)

開館時間

午前10:00~午後4:00

休館日

毎週 日曜日、月曜日、祝日。

臨時休館

夏期休暇(8月17日~8月25日)

入場料

無料

主催

東北福祉大学・鉄道交流ステーション

後援

みちのく鉄道応援団

協力

東日本旅客鉄道株式会社 仙台支社