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研究・社会貢献

平成23年度 老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業
「複合大規模災害地域の高齢者福祉に関する総合的調査研究事業」

事業名

複合大規模災害地域の高齢者福祉に関する総合的調査研究事業

調査研究報告資料[PDF:45MB]
 事業実施期間: 平成23年6月1日〜平成24年3月31日

事業目的

平成23年3月11日の東日本大震災では、地震・津波・放射線の複合災害によって高齢者の生活拠点が壊滅し、一刻も早く地域社会の再構築が求められている。しかし、地域社会の再生・再構築に具備すべき要件は、人類が初めて経験した大規模複合災害ゆえに整備されていない。本研究では、高齢者福祉の観点から被災地域での大規模な基盤調査を行い、地域社会の復興に向けた生活基盤情報を吸収し、地域社会再生のビジョン作りに資する

事業内容

被災地域の自治体と社会福祉協議会、被災大学の石巻専修大学、地元マスメディア、高齢者施設等の協力を得て、被災地域の高齢住民(本人もしくはその家族・介護者)を対象とした個別訪問アンケート・聞き取り調査を行う。調査は、現実に生起した災害の状況、それへの住民ないし関係諸機関の対応の実態を把握するために1)医療、2)福祉、3)社会、4)住民のメンタル、5)生活の5つの観点から行う。

調査結果の分析においては、各種建築物や諸施設の被害など災害の物的側面だけでなく、関係諸機関の対応、住民の意識・行動など、人物・組織的側面に力点を置く。

本調査は、被災を受けて職を失った市町村民の有志(有料にて採用)ならびに東北福祉大学災害ボランティアの協働のもとに実施する。また、聞き取り調査を通して、調査対象者の心理的なケアが図られることを念頭において遂行する。

事業実施期間

平成23年6月1日から平成24年3月31日

調査

  • 調査対象地区等  宮城県本吉郡南三陸町、宮城県牡鹿郡女川町
  • 調査対象者等   地震・津波被災地域の65歳以上の高齢者
  • 悉皆・抽出の別  悉皆調査(地域指定)
  • 調査方法     個別訪問アンケート調査、聞き取り調査
  • 調査内容

    現実に生起した災害の状況、それへの高齢住民ないし関係諸機関の対応の実態を把握する。(調査にあたっては各種建築物や諸施設の被害など災害の物的側面だけでなく、関係諸機関の対応、住民の意識・行動など、人的・組織的側面に力点を置いたアプローチを行うことを調査研究方針とする。)

    調査項目

    1. 医療

      ・医療機関の防災対策
       ・震災直後の救急医療活動
       ・各種医療支援活動団体の受入調整
       ・行政と医師会の連携体制の評価
       ・災害の程度による医療支援の地域格差

    2. 福祉

      ・高齢者・障害者の避難方法・避難状況・支援活動
       ・高齢者を支援する日常活動と避難状況
       ・震災前の地域防災対策の事後評価
       ・高齢者介護施設等の機能評価

    3. 社会

      ・家屋崩壊によるコミュニティの喪失(個の離散)
       ・コミュニティの再構築(避難所・仮設住宅の地域的なあり方)
       ・高齢者施設の立地と被災状況
       ・コミュニティを支える行政組織の機能維持

    4. 住民のメンタル

      ・被災直後からの経時的心理障害の追跡
       ・家族の喪失・コミュニティの崩壊に起因する心理障害の調査
       ・心理障害に伴う社会生活の喪失

    5. 生活行動

      ・日常生活に対する即時的影響
       ・生活環境に対する即時的影響
       ・日常生活に対する後遺症的影響
       ・生活環境に対する後遺症的影響

本ページに関するお問い合わせ先

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東北福祉大学 企画部
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