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落語家・林家たい平師匠が講演、学生約600人が受講


90分間、熱のこもった講演を行った林家たい平師匠


約600人の学生が会場を埋め、
たい平師匠の言葉を胸に刻んだ

落語家の林家たい平師匠が5月27日、東北福祉大学音楽堂・けやきホールで「笑顔のもとに笑顔が集まる」との演題で、90分間の講演を行った。美術や芸術に触れ感性を磨くという、本学の特長である「感性教育」の一環で、受講した1年生ら約600人で熱気に満ちた。

テレビ番組「笑点」でおなじみのたい平師匠は、武蔵野美術大学出身で現在は同大学の客員教授も務める。アドバタイジングデザインを学んでいた大学時、課題作品を製作中に聞いていたラジオで落語に出会い感銘。「形にするだけがアートじゃなく、一人ひとりの心に絵を描くのもアート」と、落語家を目指すきっかけを語った。

「自分の時間は銭湯に行く30分間だけ」だった修行時代、つらい日々に幾度も辞めようと考えたが「スタートを切ったら、ゴールの景色を見るのが大事じゃないか。ゴールの景色を見よう」と、自身で決め事をつくり乗り越えたという。厳しかった先輩の指導にも触れ「先輩、後輩だったが、今は無二の親友。若いころの苦しい経験は、歳を取って楽しい話になるんです」。

また前座時代、ともすれば単純作業で面倒な仕事と思いがちなお茶出しを「好きだった理科の実験だ」と捉え、お茶の入れ方を工夫した。それぞれの好みに合うお茶を出すと、楽屋内で会話が弾んだ。話に夢中になった重鎮たちが笑顔で高座に向かえば、お客さんの笑いも増えた。「1人が気持ちを変えることで10人の笑顔をつくり、それが300人の笑顔になる。300人の笑顔が10000人の笑顔になって戻ってくるんです」と、この日の演題に迫った。

落語家を志した大学4年時、青春18切符を手に旅をし、初めて落語を聞いてもらったのが宮城・石巻の老人ホームだったという。2011年の東日本大震災以降、師匠が東京から「石巻応援ツアー」として行うバスツアーは10回を数え、まだ傷跡の残る原点の地に笑いを届けている。「仕事とつくものは、最終的に笑顔に結びつくもの。仕事の先に必ず笑顔がある。日本中を笑顔にする仕事を頑張っていきたい。みなさんも(将来)笑顔にする仕事をしてほしい」と講演を締めた…が、「青年の主張みたくなってしまった」と切り出し最後に小噺を披露。大爆笑ののち、万雷の拍手が会場に渦巻いた。

公開日:2015年6月2日

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